新日本プロレスの極悪軍団「バレットクラブ(BC)」に不穏な空気が充満している。
同ユニットは大きな変革期を迎えている。リーダーを務めていたジェイ・ホワイトが2月に2度の敗者追放マッチに連敗し、新日本マットから離脱。このジェイを2月の米国・サンノゼ大会で背後から襲撃したフィンレーが、6日大田区大会から「REBEL(反逆者)」を名乗りBCに電撃加入した。
しかし、これを快く思わなかったのがファンタズモだ。ジェイが追放されたのはBCではなく、あくまで日本および新日本のマット。表面上を見ればリーダーを襲撃した人間が突然仲間になったのだから、不信感を抱くのも無理はない。
リング上で衝突を繰り返していたフィンレーとファンタズモは、11日名古屋大会で初めて2人だけのタッグを結成。ザック・セイバーJr.、藤田晃生組を相手に勝利こそ収めたものの、互いに見せ場を奪い合い、タッチ代わりに胸へのチョップを放つなど一触即発の場面が何度も訪れていた。
さらにバックステージでは再び両者が対立。ファンタズモは「ジェイはどうしたんだよ? 俺たちみんなでテキストしただろ? ジェイをサンセットに行かせてやるって。BCでは初めてのことだ。なのにどうしたんだよ、おい? 俺はコイツを信用しないぞ。外道、俺は信用しない」と、フィンレーのマネジャー・外道に詰め寄った。
するとフィンレーは「俺はそんなことに同意してないぞ。お前、エッジ(鋭さ)がなくなってるんじゃないか? 優しくなってるぜ。スイッチブレード(ジェイ)の時代は終わったんだ」と猛反発。外道も「BCには今『REBEL』が必要なんだ」と力説した。
これに対し、ファンタズモは「バレットクラブのためか…」としぶしぶ引き下がり、「TOO SWEET」ポーズを決めて控室へ戻ったが、フィンレーは「俺は考えてるぞ。これは修正する必要があるな!」と〝火種〟を懸念している。
正式なリーダー不在の中、一枚岩にならなければならないはずのユニット内に生まれた不和は、果たして解消されるのだろうか…。












