第95回記念選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が10日、大阪市内で行われ、優勝候補に挙げられる大阪桐蔭は、第3日第3試合で北陸の強豪、敦賀気比(福井)と対戦が決定した。史上初の2度目の春連覇を狙う大阪桐蔭の西谷浩一監督は「強いチームとやらせてもらうのでしっかり準備したい。伝統的に打撃が強いチームなのでこちらも負けじと仕上げたい」と相手にとって不足なし。

 大会屈指の左腕で主将の前田悠伍(3年)に注目が集まるが「バッテリーを中心に守って粘るのが今年の信条。前田が頑張らないとこのチームは始まらない。連覇は簡単ではないのは分かっている。大きなチャンスなので挑戦したい」と気を引き締めた。

 その前田も「甲子園はいつもと違う空気がある。目に見えない力がある。そこに負けずに楽しんで、強気なピッチングを見せれたら、と思う」と意気込む。昨夏の準々決勝で下関国際によもやの敗退。あの瞬間からリスタートし、甲子園の借りは甲子園で返す覚悟だ。

 一方の敦賀気比の東哲平監督は「前田くんもいるし、スキがない。ウチはスキだらけだけど、何とか食らいついていくしかない」と腹をくくり「キーマンはこういうクジ運の浜野じゃないか」と昨年の春と夏を経験している主将に期待を寄せた。