陸上の東京マラソン(5日、東京都庁前発―東京駅前着)が行われ、元男子日本記録保持者で東京五輪6位入賞の大迫傑(31=ナイキ)は、2時間6分13秒(速報値)をマークし、日本人3位の9位だった。
東京五輪後に一度は現役を退いた大迫だが、昨年2月に復帰を決断した。約1年7か月ぶりとなる国内でのレースでは「こういった形でみなさんに応援していただけてうれしい」と沿道の応援を背に力走。終盤は山下一貴(三菱重工)、其田健也(JR東日本)に抜かれるも、2024年パリ五輪代表選考会となるマラソングランドチャンピオンシップ(MGC=10月15日)の出場権を獲得した。
今大会に向けては、1月のニューイヤー駅伝終わりからケニアで調整。「4か月という中で割とチャレンジングな期間での準備だったので、どこまで仕上がるのかわからなかった」というが、自身の今持てる力を十二分に発揮。「前半結構速い展開だったので、割と動かしてる感じだったが、後半ペースが落ちて楽になった。最後ちょっと差し込みが来たりとか、失速したけど、全体的にはダメージはちょっといつもよりかは少ない」と一定の手応えを口にした。
MGCの出場可否については「まだ確定してないので、1回休んでみてからどういう目標でやっていくかというのをしっかりとコーチと含めて判断をしていきたい」と言葉を濁しつつも、課題の克服には意欲十分。「最後(のスパートの部分)はやっぱり動かしきれなかったので、これからしっかりとトレーニングを積み上げていく上で、改善していきたい」とさらなる高みを見据えた。
再びスタートラインに戻ってきた大迫。その目は確かにギラついていた。












