陸上の別府大分毎日マラソン(大分市高崎山うみたまご前―ジェイリーススタジアム)が5日に行われ、横田俊吾(青学大4年)が学生新記録となる2時間7分47秒をマークし、日本人2番手の4位につけた。

 卓球のスマッシュのようなフォームから「よこたっきゅう」との愛称で親しまれる若きランナーが躍動した。1月の箱根駅伝で3区区間8位だった横田は、序盤から先頭集団をキープ。最後まで実業団選手に食らいつき、2003年3月のびわ湖毎日マラソンで藤原正和(現中大監督)がたたき出した従来の学生記録(2時間8分12秒)を約20年ぶりの更新した。さらに、10月に開催される2024年パリ五輪のマラソン日本代表選考会(MGC)の出場権を手にした。

 テレビ解説を務めた青学大の原晋監督(55)は「よこたっきゅう、全開です!」と思わず大興奮。レース後、横田は「去年よりは余裕を持って進むことができた。4年生の箱根駅伝でいい結果を残さなかったので、後輩たちにやってやったぞという姿を見せたくて、意地で日本人2位まで上がった。やってきたことは間違いなかったので、監督に感謝です。監督が(2時間)10分台を目標と言っていたので、やってやるぞと思って7分台を出せた。去年と違って自信があった」と満面の笑みを浮かべた。

 パリ五輪までは残り1年半。また1人楽しみな逸材が現れた。