ゴルフの超高額賞金ツアー「LIVゴルフ」が破産準備を進めている、と米メディア「ブルームバーグ」が報じた。

 同ツアーを支援してきたサウジアラビア政府系ファンド「パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)」が資金提供を打ち切ることになり、新たなスポンサーを探していた。同メディアによると、LIV側はツアーを継続することが困難な状況とあって今シーズン終了後に米国で破産申請を行う準備を進めているという。

 ゴルフ界のレジェンド、グレッグ・ノーマン(オーストラリア)が創設した「LIVゴルフ」はPIFの支援を受けて2022年からスタート。高額の契約金でジョン・ラーム(スペイン)やダスティン・ジョンソン(米国)ら多数のスター選手をPGAから引く抜いてきたが、資金援助が打ち切られる今季で終えんを迎えることは確実なようだ。

 この報道を受けて英紙「デーリー・メール」は「サウジアアラビア(PIF)は2022年以降60億ドル(約9540億円)を投じており、各イベントの賞金だけで3000万ドル(約47億7000万円)が支払われている」とし「ツアーは累計で14億ドル(約2226億円)の損失を出している」と伝えていた。