カーリング女子北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)でスキップを務める藤沢五月(31)は、大御所芸人の言葉を胸に戦っている。
日本選手権7日目(4日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)の女子プレーオフで中部電力と対戦したLSは、7―4で勝利して決勝進出。後半の逆転劇に、藤沢は「前半は相手がほぼ決めてくる中で、我慢をして後攻のときに1点を取れたのが勝利につながった」と安堵の表情を浮かべた。
連覇に王手をかけたLSだが、1次リーグでは2敗を喫したこともあり「正直もっとできたのにと反省した部分があった」と落ち込んだという。しかし、SNSで見かけた明石家さんま(67)のインタビュー動画を見て救われた。
「インタビュアーの方が、『さんまさん、仕事をしていて、なんかやっちまった、今日うまくいかなかったな、みたいな反省をすることはないんですか?』と言ったら『そうやって考えることは自分自身を過信しぎているからそう思うんだ、みたいな。そう思わなかったら、今日が人生の中のピークって思えればいい』みたいな。『自分のこと、過信しすぎているから落ち込むんだみたいな、オレはそうは考えない』みたいなことを言っていて、この考え方いいなと思った」
チームの大黒柱としてプレッシャーのかかる場面を幾度も経験してきた。もちろん、全てのショットが完璧に決めてきたワケではない。だからこそ「調子がいいときも悪いときも自分自身ですし、今の自分とどう向き合うかが大事なんだなと感じて、今、この大会に臨んでいる。今この試合が今日のピークだったので、また明日は、明日の人生のピークが来ると思います。お楽しみに(笑い)」と前を向いている。
決勝は15時から実施される中部電力―SC軽井沢クラブの勝者と対戦する。「決勝の舞台は転んでも、転んだらダメですけど、転んでもいいと思えるように試合全体を楽しめたら」と藤沢。笑顔を忘れずに、最後までポジティブシンキングを貫く覚悟だ。












