まさに〝ゾンビ〟の戦いぶりだった。カーリングの日本選手権7日目(4日、北海道・アドヴィックス常呂カーリングホール)、男女のプレーオフが行われ、女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレ(LS)は中部電力を7―4で下し、決勝進出を決めた。

 後半に底力を発揮した。第5エンド(E)終了時点で2―4とリードを許す展開だったが、第6Eに1点を奪取して流れを引き寄せる。その後、第7、8、9、10Eに不利な先攻で1点ずつスチールし、逆転に成功。サード・吉田知那美(31)は「今季たくさんのゲームをこなしてきた中で、身につけた『ゾンビゲーム』がある。私たちは前半がよくなかったとしても、アイスをしっかり読んで後半にベストパフォーマンスをもっていくことを何回も練習した。ゾンビのように10Eまで食らいついていけたので、ナイスゾンビゲームだったと思う」と笑みを浮かべた。

 連覇に王手をかけたLSは、15時から実施される中部電力―SC軽井沢クラブの勝者と決勝で相まみえる。スキップ・藤沢五月(31)は「私たちのベストパフォーマンスをできた試合が今大会はない。反省することばかりではあるが、それが私たち。ベストパフォーマンスのために頑張るのはもちろんだが、チームスポーツなので、チーム全員で支え合って、決勝の舞台は転んでも、転んだらダメですけど、転んでもいいと思えるように試合全体を楽しめたら」とニヤリ。最終決戦もLSらしさで全開で臨む。