陸上の女子1万メートルとハーフマラソンで日本記録を持つ新谷仁美(34=積水化学)に対し〝トラックの女王〟で五輪4大会出場の福士加代子氏(40)がエールを送った。
1月のヒューストン・マラソンに出場した新谷は序盤からハイペースで快走。後半に失速して野口みずき氏(44)が持つ日本記録(2時間19分12秒)にはわずかに届かなかったが、歴代2位の2時間19分24秒をマークした。一方で、2024年パリ五輪日本代表選考会となる10月のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)には出場しないことを明言。9月のベルリン・マラソンで日本記録更新を目指す。
新谷の意図について、福士氏は「MGCのコースでは記録が出にくいですからね。新谷選手は日本記録を出してから、またやることを決めるのでは。1個クリアしてから次の1個を考えるタイプなので」と分析。その上で「駅伝の感じを見ていても、後半に上がってきたりしていたので、間違いなく力はある。もし、MGCに出たら一番強そう」と実力に太鼓判を押した。
女子の日本記録は約18年間破られていないものの、新谷には快挙達成の可能性は十分。福士氏は「2時間19分台のペースで走ってみてマラソンを走るコツをつかんだんじゃないかなと。『次はベルリンに出る』とすぐ言ったので、多分ここを直せばすぐ(新記録が)出るなという感覚があるのでは」と期待を寄せた。
新谷本人も「(日本記録と12秒差は)カバーできる」ときっぱり。ドイツでの挑戦に注目だ。











