カーリング男子のロコ・ソラーレでコーチを務める本橋麻里さんが、選手たちに厳しい言葉をかけ続けた理由とは――。

 日本選手権最終日(14日、神奈川・横浜BUNTAI)の決勝では、SC軽井沢クラブに5―6で敗戦。2年連続の準優勝に終わり、本橋さんは「めっちゃ悔しくて、なんか涙も出ない悔しさは久々だなと思った」と顔をしかめた。

 今大会は選手たちに奮起を促す場面が多かったという。「ちょっと口うるさく言い過ぎている」と苦笑いを浮かべつつも「できない人には言わない。できるから言う。できない人には私はひと言も言いません」とばっさり。4年後のフランス・アルプス五輪を見据える上で「今年の1年目はもう何が何でも決勝は戦いたいと全員が多分思っていた。ただ、やっぱり完成形ではまだない。選手たちもワクワクしながらも、かなりプレッシャーも感じていたけど、足りないなと思ってプレッシャーをかけた」と明かした。

 その一方で決勝に立てた面は「最低限をクリアできた」と充実の表情。「選手たちも多少の満足はあると思うけど、1年目に決勝へ立てたのは、いろんな意味で喜びではなくて、いい意味の悔しさで、いいスタートを切れた」と手応えを口にした。

 五輪切符へ、本橋さんのゲキを胸に若きカーラーたちは歩みを進めていく。