難コース攻略のポイントはコレだ! 日本陸連は9日に都内で会見を行い、2024年パリ五輪のマラソン日本代表選考会となる「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」(10月15日、国立競技場発着)のコースを発表した。
強化委員会の高岡寿成シニアディレクター(52)は「タフなコースで勝負を重視したレースになる」とコンセプトを説明。21年東京五輪の選考会だった19年MGCでは折り返し地点が2か所だったが、今回は6か所に増加。8・5キロ付近から32キロ手前まで周回コースとなり、最後の5キロには高低差約30メートルの上り坂がある難コースだ。
前回MGCを経験した五輪4大会出場の福士加代子氏(40)は「自分が選手だったら35キロで勝負が1回ぐらいはついていそうだから、そこまでに残っていたい」と展開を予想した。
では、勝負の分かれ目はどこになるのか。福士氏は「折り返しが多いと神経を使って疲れる気がする。『お、また曲がるのか』ってなると思うので、折り返しは覚えていた方がいい」と心構えを強調。そして「人の後ろについて曲がるときはその人のクセがあるので、自分が行こうと思ったときにブレーキをかけたりするとぶつかることもある。いい位置でスムーズに回れたら理想」と折り返す際の技術も必要になりそうだ。
前回同様にペースメーカーが不在の点もカギとなる。「ペースメーカーに慣れている選手が多いので、いないレースは神経がすり減るのでは。『こういうレースをつくる』というプランを持っている子の方がいい気がする。相手に主導権を持たれて、後手に回るとちょっとしんどいかな」と分析。事前の準備も重要なポイントだ。
代表の座をかけた戦いはすでに始まっている。












