〝プロレスリングマスター〟こと武藤敬司(60)の引退試合が一夜限りながら異例の無料放送されることになった。
武藤はノア・2月21日の東京ドーム大会で新日本の内藤哲也を相手に引退試合を敢行した。その様子は「ABEMA PPV ONLINE LIVE」にて生中継され、過去「ABEMA」で中継したプロレス興行のPPVにおいて最高数を記録。ツイッターでも「#MutoFinal」が世界トレンド1位になるなど大きな話題となった。
しかしそのアーカイブ配信期間が2月27日で終了。すると配信期間延長などを望む声が続出し、これを受けて武藤自身も「今日からもう観れねぇのかよ。なんとかなんねぇのかな」とツイートした。こうした動きもあり、5日の午後5時から一夜限りの再放送が決定した。さらにその放送後はABEMAプレミアム会員が1年間視聴可能となり、「レッスルユニバース」でも配信予定で、6月ころのDVD化も見すえているという。
これにABEMAの格闘チャンネルの北野雄司エグゼクティブ・プロデューサーは「PPVで配信期間の延長を求める声は一定数いただくものなのですが、今回はそれにしても多かったんです。僕自身にくるDMやメンションの数も普通じゃなかった」と明かす。その上で「PPVショーとしてご満足いただけるものを設計したつもりでしたが、それでも〝余韻〟がすごかったようなので。そこに武藤さんのツイートもあって『考えなきゃいけないな』となりました」と決定に至ったとした。
配信期間の延長でなく、無料での再放送となったのは「もしかしたら、さらに多くの人に見てもらった方がいいんじゃないか」との理由からとのことで、大会の最初から最後まで〝完全版〟で放送する予定とのことだ。大会後「無料で見てもらって盛り上げて、決着が気になる人はPPVで見てもらうという一つのパッケージができました」と話していた北野氏だが、この日は「さらにそのパッケージを武藤さんに広げていただいた」と感謝しきり。天才は引退後もプロレス界に影響を与え続けそうだ。












