巨人の菅野智之投手(33)が沖縄春季キャンプ初日となる16日に一番乗りでブルペン入りし、123球を投じた。

 この日のブルペン入りメンバーの中で最初に投げ始めた菅野だが、投げ終えたのも一番最後。球数も今季最多と気合十分の熱投を見せたが「だいたい実戦の日程もでてきたので、このクールでどこかで投げておかないといけないのかなと思って」とブルペンジャックの経緯を冷静に説明した。

 改良中となっているセットポジション気味の新フォームについても「ブルペンで投げている分には違和感なく投げられています」と満足げ。さらには「あとは打者と対戦してみて課題が見つかると思うので。シーズンが始まるまでにそこを知っていければ」と引き続き試行錯誤を続けていく方針だ。

 ブルペンで投球を見届けた原監督も「徐々に宮崎でも(調子が)上がってきていましたし、今のところ非常に本人も手応えを感じていると思う。私自身(の目に)も非常によく映っております」と期待感をあらわにした。

 自身の調整に余念がない投手陣の大黒柱だが、日の丸を背負って戦うこととなる後輩たちにも関心を寄せているようだ。この日から宮崎の侍キャンプに合流した戸郷と大勢へ「僕自身もWBCに出て大きく成長することができたので。(戸郷と大勢は)素晴らしい選手でありますけど、もっともっと素晴らしい選手になって、ジャイアンツに還元してもらえたらと思ってます」とエール。

 大成長を遂げて帰ってくるであろう若侍に負けないよう、菅野自身もどん欲に進化を目指す。