ビッグプロジェクトの中核となることは間違いない。ソフトバンクのホセ・オスーナ外野手(15)が23日、ペイペイドームで入団会見を行った。背番号は173。
ドミニカ出身の弱冠15歳で潜在能力は抜群。身長185センチ、体重82キロと恵まれた体格を誇る。中南米の野手では世代トップクラスの評価で、メジャー球団も狙っていた金の卵だ。
すでにソフトバンク入りしている18歳のシモン、ヘラルディーノが現地アカデミーの先輩であり背中を押されたことが大きかったという。「彼ら2人も言ってくれたが、日本に来たほうが成長できると思い、自分も続こうと思った」と決断の経緯を説明した。
これで中南米出身の育成選手は6人目となった。平均年齢は18・8歳。世界中から将来有望な選手を獲得し、チームの育成システムの中で育て上げることが狙いだ。
「今は日本の投手の全体的なレベルも上がり、かつてのように米球界から連れてきた外国人選手が必ず打撃ランキングの上位に入る時代ではない」(チーム関係者)。
そんな状況下で「外国人枠の中で1枠か2枠は育成から活躍した選手が占めるというバランスの使い方ができると、中長期的に戦力を維持できるチームになれる」(球団幹部)とのメリットもある。
また、もう一つの狙いとして三笠GMが強調したのは、ポテンシャルを秘めた異国の有望株が加わることにより、大きな刺激となり相乗効果が生まれることへの期待だった。チームは今季から四軍制がスタート。さらに育成に力が注がれていくことになる。
「昨年末も(若手が参加した)プエルトリコやオーストラリアのウインターリーグで(各選手が)いい経験ができたと言っていた。本人(オスーナ)が成長して一軍の戦力となることも期待しているが、選手が一番刺激になって成長するのは、同年代の素晴らしいプレーを見て、これより上に行きたいなどとなること。切磋琢磨することが一番大切だと思っている。そういう環境が強化につながるということは信じてやっている」
米ブレーブスで2020年に本塁打と打点の2冠王に輝いたマーセル・オズナは親戚。今回の日本球界行きについて「日本で一生懸命練習すること。一生懸命やっていけば、いいキャリアを積んでいけると思う。頑張って来い」との言葉で送り出してもらったという。
無限の将来性を秘めた15歳は「将来、日本の本塁打記録を塗り替えたい。自分の能力だったら超えられる可能性はあると思う」と力強く野望を口にした。












