中日・大島洋平外野手(37)が7日、大阪・貝塚市の日本生命グラウンドで自主トレを公開。〝村神様〟の2年連続3冠王阻止を虎視眈々と狙っている。

 今季は通算2000安打まで残り115本と射程圏。「やっと1年で届く数字までは来た。まずはそこを一つの目標としてなるべく早くすっきりしたい」と意気込む。

 昨季は史上最年少で3冠王を獲得したヤクルト・村上宗隆内野手(22)と最後まで首位打者争いを演じたが、惜しくも4厘差の2位に終わった。それだけに「村上君にプロの厳しさを僕が教えてもらったので、今年こそは村上君の3冠王を阻止してプロの厳しさを教えてあげたい」と宣言。

 その上で「自分が首位打者を取りたい。それがチームにも貢献できると思う」と12年ぶりのV奪回へ向けてチームを力強くけん引する覚悟だ。

 昨季限りで福留が引退し、野手では最年長となった。後輩たちに向けて「結果がすべての世界なので結果で見せるしかない。それがプレーで引っ張ることにつながる。若い子たちがこういう成績を出したいという目標にしてくれたらいい」と衰え知らずのベテランは張り切っている。