東京女子プロレスで活躍するDDT・赤井沙希(35)とアイドルグループ「SKE48」荒井優希(24)の〝令和のAA砲〟が、プリンセスタッグ王座から陥落した。

 4日の後楽園ホール大会では同王座のV4戦で規格外の〝怪物〟マックス・ジ・インペイラーと、ハイディ・ハウイツァの「ザ・ウエイストランド・ウォー・パーティー」と激突した。

 昨年10月のV2と同じく苦手な外国人選手との対戦となり、緊張した面持ちで入場した王者組。挑戦者組の奇襲を受け荒井はエルボーで抵抗するも、体格で勝るインペイラーにめった打ちにされた。その後も荒井が集中攻撃を浴び、王者組はなかなかペースがつかめない。

 それでも赤井が奮闘し、インペイラーの巨大な首を脚で締め上げ形勢逆転に成功。荒井も連続のビッグブーツで応戦し、ダブルの新人賞(顔面への二段蹴り)を炸裂させ、AA砲の意地を見せつけた。

 だが、怪物2人に最後まで圧倒され続け、荒井がインペイラーとハイディの合体技「マスターブラスター」(合体のボディープレス)に沈んだ。

マックス・ジ・インペイラー(下)に担ぎ上げられる荒井優希
マックス・ジ・インペイラー(下)に担ぎ上げられる荒井優希

 7月の大田区大会で「マジカルシュガーラビッツ(マジラビ)」(坂崎ユカ&瑞希)から王座を奪取し、2022年下半期のマット界を盛り上げた2人。まさかの王座陥落に会場はどよめいた。

 試合後、荒井が「しっかりベルトを守って、今年もチャンピオンで頑張りたかった…。やっぱり今はショックというか、ビックリというか…実感が湧かない」と肩を落とすと、赤井は「ベルトはなくなったんですけど、優希ちゃんの試合後の目を見て、全然火は消えてないなと思った。新年早々、うちらに火をつけてくれて対戦相手には感謝しています」と語った。

 もちろん、このまま終わるわけにはいかない。2人はタッグトーナメント「〝ふたりはプリンセス〟Max Heartトーナメント」(15日、大手町で開幕)出場が決まっている。

 荒井は「ここでもう一回、気を引き締めて頑張るってことだと思うので、またベルトに挑戦できるぐらい頑張りたいなって思います」と必死に前を向くと、赤井も「トーナメントもちゃんと勝ち上がって、あのベルトを取り返さないと示しがつかないので」ときっぱり。AA砲の逆襲ロードがスタートする。