年内で全日本プロレスを退団するジェイク・リー(33)が、早ければ新春のマット界に電撃登場する可能性が出てきた。

 年末になり、創立50周年イヤーの王道マットは揺れに揺れている。先日はジェイク、TAJIRI、イザナギの3人が12月31日付で退団することが発表され、業界のみならずファンの間にも大きな波紋が広がった。

 全日本ラストマッチとなった25日の後楽園大会でジェイクは、青柳優馬、SANADA、BUSHIと組み、宮原健斗、青柳亮生、タイチ、金丸義信組と対戦。30分ドローに終わった試合後は、「みんなに支えられて何とか這い上がれた、そんな1年でした。ありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

 気になるのは今後だ。取材に対して帰化申請の最終面接が約半年後にあることを明かした上で「すぐに海外にっていうのは現実的じゃない。それ以上に国内でまだやっていない選手っていうのはすごく多い。年内はオファーもないので、いろんなものが動くとなったら、年明けからですね」と、当面は国内を中心に活動する方針を示した。

 特に今後の主戦場とし有力視されるのは、かねて本人が参戦を希望する新日本プロレス、そしてノアだ。来年1月は新日本が4日に恒例の東京ドーム大会を開催するほか、元日にはノアの日本武道館大会が行われる。この2団体についてジェイクは「どうなんでしょうね。その可能性もあることはあると思うけど」と、いたずらっぽい笑みを浮かべるだけだった。

 一方で、全日本OBの〝邪道〟大仁田厚からは、電流爆破マッチへの参戦を呼びかけられている。これに対しては「本音を言うと、俺は今、注目を集めるには申し分ない素材。だから俺に絞ったんでしょ? そこらへんの魂胆、わかってますよ」と一蹴。

「俺個人に本当に興味があるのなら、俺の目の前に来るはずだ。記者の方を通してとか、あなたはまどろっこしいことをやる人じゃない」と、邪道のたくらみはすべてお見通しのようだ。

 いずれにせよ、新年早々から何かしらの行動に移すのは確か。「何をやるにしても賛否両論はあるので、何とも思っていないです」。周囲の喧騒を楽しむかのように、泰然自若としたジェイクの動向に注目だ。