全日本プロレスの〝暴走専務〟諏訪魔(46)が怒りの大暴露だ。旗揚げ50周年イヤーの老舗団体は、年末になり大激震に見舞われている。主力のジェイク・リー(33)をはじめ、3選手の年内での退団が決まったからだ。諏訪魔は今回の離脱騒動を招いた〝黒幕〟をTAJIRI(52)と断定。ジェイクともども徹底糾弾した。 

 怒りが沸点に達していた。諏訪魔は顔を真っ赤にしながら「ワガママ言ったのか知らねえけど、どのツラ下げて退団するとか言ったんだ? 普通、2度の退団なんてねえぞ!」と吐き捨てた。

 ジェイク、TAJIRI、イザナギの3人が、12月31日付で全日本を退団することが8日に発表された。特に3冠ヘビー級王座を2度も戴冠したジェイク離脱の影響は大きく、業界内に波紋が広がったままだ。

 しかも、2011年8月の全日本・登別大会でデビューしたジェイクは、約2か月で退団。15年6月の後楽園大会で再デビューした経緯がある。だからこそ、義理を欠く行為が許せなかった。

 また、ジェイク本人は「人生、一度しかないから挑戦したい」と退団理由を語っているが、諏訪魔は「教えてやる。あれはTAJIRIの影響。〝洗脳〟されたんだ。TAJIRIは世界を渡り歩いて自由気ままにやっていただろ? そういうところに何かを感じたんだろうな」と証言する。

 ジェイクとTAJIRIはユニット「トータル・イクリプス」で共闘した時期があり、このころから〝外の世界〟に目を向けるようになったという。しかも、TAJIRIと師弟関係にあり、主戦場を全日本から新日本プロレスに移したフランシスコ・アキラの存在もジェイクに影響を与えたとみている。

 諏訪魔は「TAJIRIに師事するとみんなこうなる。ジェイクは新日本に行きたいなら勝手に頑張れよ! もう3度目はないから、二度と帰ってくるな!」と決別のメッセージを送りつけた。

 団体を取り巻く問題は、退団劇だけではない。混乱に乗じるかのように、来年1月3日の後楽園ホール大会には〝悪魔仮面〟ケンドー・カシンの参戦が決定。NOSAWA論外とのコンビでアジアタッグ王者の大森隆男&井上雅央に挑戦する。

 また、団体OBの〝邪道〟大仁田厚は来年2月4日の東京・エスフォルタアリーナ八王子大会で電流爆破戦を開催すると一方的に発表した。

 諏訪魔は「また面倒なヤツが来たな。全日本に電流爆破はいらねえよ」と大仁田に返答すると、カシンについては「言うことない!」と完全無視を決め込んだ。

「あー、とにかくイライラするな。この怒りをどこにぶつけりゃいいんだ?」。怒りの暴走戦士はどこに向かうのか――。