全日本プロレスの50周年イヤー最終戦(25日、後楽園ホール)が異色の空気に包まれた。

 極悪軍団「ブードゥー・マーダーズ」の諏訪魔は、女子の極悪ユニット正危軍」に所属する尾崎魔弓、〝黒い雪妃真矢〟こと雪妃魔矢とトリオを結成。「チーム200キロ」(橋本千紘&優宇)に〝大巨人〟石川修司が加わった「チーム333キロ」と対戦した。

 橋本から「諏訪魔、出て来い!」といきなり挑発を受けた暴走男が先発でリングに立ったが、バックを取られ、スープレックスで投げられてしまう。

 この体たらくに尾崎と魔矢は激怒。「しっかりしろ、バカヤロー!」「ひねり潰せよ!」と〝公開説教〟した。

 続けてリングインした尾崎は、極悪戦士のお手本を諏訪魔に示すかのようにチェーンで優宇を殴りつけると、魔矢もムチを振り回して暴れ回る。これに刺激を受けた諏訪魔も加わり、3人がかりで石川をチェーンを使っての絞首刑にした。

 ただし、石川が浮かべる恍惚の表情に気づいた諏訪魔は「お前、欲しいんだろ? こいつ、喜んでいるんだよ」と、大巨人がひた隠しにする性癖を暴露してしまう場面も。これで赤面した石川の猛攻を食らい、橋本からはオブライト(ジャーマン)を決められてしまった諏訪魔。それでも最後は尾崎の毒霧アシストを受け、破壊力抜群の岩石落としで石川を沈めた。

 尾崎から「またやりたいよな」とトリオ継続を熱望された諏訪魔も同意。「姉さん(尾崎)とお嬢(魔矢)は強いな。チーム333キロ、地獄へ落ちろ!」と、最後だけはいつもの極悪男で締めくくった。