年内で全日本プロレスを退団するジェイク・リー(33)が、王道マットラストマッチで躍動した。

 25日の後楽園ホール大会では青柳優馬、SANADA、BUSHIと組み、宮原健斗、青柳亮生、タイチ、金丸義信組と対戦。新旧王道戦士が勢ぞろいした。

 試合ではSANADAの得意技であるパラダイスロックを宮原にかけ、尻を蹴り飛ばし余裕の表情を見せた。タイチにバックドロップを決められ劣勢に追い込まれる場面もあったが、逆にハイキックを決めて存在感を発揮。試合は30分時間切れドローで終わった。

 試合後は「今年1年はケガから始まって、散々50周年とか言っていたのに、(9月18日の)武道館は(野村直也に)秒殺で、俺がやってきたことってこんなもんかなって」と振り返りつつ「何回もどん底に落ちた。それでもいつもお客さんがいて、全日本の選手がいて、スタッフがいて。みんなに支えられて何とか這い上がれた。そんな1年でした。ありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。

 さらに元盟友であり最大のライバルだった3冠ヘビー級王者の宮原には「プロレスをやっていれば、またどこかで会うと思うんで。チャンピオン、今度はもっともっと盛り上げようぜ」と熱いまなざしを向けた。

 バックステージでは「中盤でバックドロップ食らって、そこから全然動けなくなって。結局俺は、まだこの位置なんだなって」と悔し気な表情を浮かべつつ「だけど、見てろよって。今日当たったヤツら一人ずつ潰していくよ、という感覚ですね」。他団体からも注目を集めるジェイクの今後に期待だ。