日本陸連アスレティックス・アワードが15日、都内のホテルで開かれ、世界選手権男子20キロ競歩2連覇の山西利和(26=愛知製鋼)が「アスリート・オブ・ザ・イヤー」に輝いた。
2019年世界選手権(ドーハ)を制しながらも昨年の東京五輪は銅メダルに終わり、今年7月の同選手権(米オレゴン州)で王者の意地を見せつけた。表彰式の壇上では周囲への感謝を述べつつ、来年の同選手権(ブダペスト)、2024年パリ五輪に向けて「勝ち負けも大切なんですけど、白黒にとらわれず自分の枠を広げながら、自分の色をちりばめながらもっと自由に自分の陸上競技を表現できるような1年間にしていくことが、また来年新しいものを広げていけると思うので、また挑戦していきます」と語った。
その後の取材で独自の感性が詰まったスピーチについて「去年1年はできることをやったと思って負けたので、ここがMAXじゃないんだなというか、これをMAXと設定しているのがよくないんだと。(上限だと)思う枠を取っ払って、広げていく作業をやってきた」と解説。続けて「(この枠は)まだまだ。変な話無限だと思うんですよ。この1年でやれたことはあるけれども、まだまだ広がっていくんじゃないかな」と、王者に限界の2文字はないようだ。
また、女子やり投げ同選手権銅メダルの北口榛花(JAL)、男子100メートル同選手権7位入賞のサニブラウン・ハキーム(タンブルウィードTC)は優秀選手賞を受賞。女子中距離で活躍する田中希実(豊田自動織機)は日本GPシリーズ王者として表彰された。












