新日本プロレス14日仙台大会で、鈴木軍のボス・鈴木みのる(54)がユニット解散を宣言した。

 今シリーズのみのるはランス・アーチャーとのコンビで「ワールドタッグリーグ」に出場。優勝戦線からは脱落したものの、シリーズ最終戦の仙台大会で〝重大発表〟を予告していた。

 この日の大会で8人タッグ戦に勝利を収めたみのるは、試合後にマイクを握る。「2011年、俺とタイチとTAKAみちのくと3人で始まった鈴木軍、そしてすぐにランス・アーチャーが加わり4人で始動を始めた。タイチ、お前はよ。どうしようもないやつだったのに本当に強くなったよ。TAKA、お前はアホみたいな男だけど、お前の経験と知識が何度俺たちを助けたことか俺は分かってる。ランス、お前と初めてあったの新木場のインディのリングだったよな。お前とはこれから先もずっとブラザーだ。(エル・)デスペラード、お前はならずものなんかじゃない。れっきとした新日本ジュニアのエースの一人だ」と語りだすと、金丸義信、DOUKI、ザック・セイバーJr.と全メンバーに感謝のメッセージを送った。

 会場から何度も拍手を送られたみのるは「鈴木軍が生まれて11年。俺たちが出てくりゃブーイング。ずっと憎まれてきた。時にはゴミを投げつけられ、バカだアホだって誹謗中傷を受けてきて。鈴木軍、いまを見てみろ。こんなに愛されてるじゃねえか。だから決めたよ。2023年、鈴木軍、新しい出発だ。それぞれが新しい旅に出る。2022年、今年をもって鈴木軍、解散します」と宣言。「解散」の2文字に会場が大きくどよめくと「もう決めたんだ。ありがとう」と言い残してリングを降りた。

 解散の理由についてみのるは「理由? いろいろ。もう俺の助けなんかいらねえじゃねえか。強えじゃねえか、みんな。それと、それぞれがやりたいことが変わってきたんだ。この話は全員にしてある。全員が納得している。新しい道に行こうじゃねえか」と説明。来年以降も新日本マットに上がり続けるかについては「さあ…? 先にはしゃべりたくない。余韻に浸らせろよ。次のことは次に聞けよ」と明言を避けた。

 約11年間にもおよび悪の限りを尽くしてきたユニットはプロレス史においても異例。その強さを恐れられ、憎まれ、そして愛された鈴木軍の活動に終止符が打たれる。