米大リーグ機構は28日(日本時間29日)に今季最も活躍したDHに贈られる「エドガー・マルティネス賞」を発表し、エンゼルスの大谷翔平投手(28)が2年連続で受賞した。今オフ初のタイトルだ。

 今季の大谷は本塁打数が昨季の46本から34本、打点も100から95に減ったが打率は2割7分4厘にアップした。しかし、ライバルのアストロズのヨルダン・アルバレス外野手(25)が37本塁打、97打点、打率3割6厘と打撃3部門で全て上回っていたが、DHで出場した77試合に限れば、19本塁打、52打点、打率2割9分9厘だった。

 同賞はDHとして100打席以上出場した選手を対象に報道関係者が球団広報の投票で決まる。。

 昨季はタイトル総なめで11冠に輝いた大谷だったが、今季はここまで無冠。62本塁打を放ち、61年ぶりにリーグ記録を更新したヤンキースからFAのアーロン・ジャッジ外野手(30)に完敗していた。

 17日(同18日)に発表されたア・リーグMVPではジャッジが1位票28、2位票2の計410ポイントだったのに対して大谷は1位票2、2位票28の計280ポイントと大差をつけられた。米大リーグ選手会の投票による年間最優秀選手、ア・リーグ最優秀野手、ハンク・アーロン賞もさらわれた。

 また、打撃のベストナインに相当するシルバースラッガー賞のア・リーグDH部門はアルバレスが受賞していた。

 残す表彰は「オールMLBチーム」で、12月5日(同6日)に発表される。昨季はメジャー全体のベストナインに相当するファーストチームでDH部門で選ばれ、次点の選手で構成されるセカンドチームで先発投手部門と史上初の2部門同時受賞した。有終の美を飾れるか。