女子プロレス「スターダム」のワールド王座戦(19日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)で激突する王者・朱里(33)と林下詩美(24)が火花を散らした。

 8日に都内で行われた調印式では王者が「私はこの赤いベルトを9度防衛した。詩美も9度防衛したよね? 私が勝って、お前の記録を超える。2022年、この赤いベルトとともに歩んできた真のチャンピンは、この私!」と豪語した。

 すると、めったに感情を表に出さない詩美が席を立ち、王者に迫った。「赤いベルトと一緒に歩んできたんだっけ。お前が赤いベルトを取って、何か変わった? 何も変わってないよな。私は未来を見てんだよ。年末、ジュリアとシングルマッチをやるのは私だよ。お前に防衛はさせない」

 昨年は赤の王者としてV9まで記録を伸ばしたが、年末に朱里に敗れ王座から陥落。その後はシングルのベルトに縁がないだけに、王座奪還への思いは強い。

 しかも年内最後のビッグマッチとなる12月29日の東京・両国国技館大会ではリーグ戦「5★STAR GP」覇者ジュリアの同王座挑戦が決まっており、朱里からベルトを奪えば、注目の頂上対決が実現する。

 あまりの剣幕に朱里はたじろぎつつも「言うようになったね。楽しみにしているよ」と応戦。激しいにらみ合いを展開した。