元WWE戦士のKAIRI(34)が、ワンダー王者の上谷沙弥(25)を〝公開説教〟だ。

 V11戦(19日、エディオンアリーナ大阪第1競技場)での対戦に向け、8日に都内で行われた調印式に出席。開口一番「この場を借りて謝罪させていただきます」と、当初は8月21日名古屋大会のV9戦で対戦予定だったが、直前にコロナ陽性判定が出たためカードに穴をあけたことをわびた。

 その後は舌戦を繰り広げたが、明らかに生気を失った王者の表情を見逃さなかった。突如「沙弥くん、元気?」と顔をのぞき込む。

 さらに「無理しなくていいよ。強がらなくていいよ。このベルトを手放せば、プレッシャー、不安、チャンピオンの重圧、全部解放されるよ。私が解放してあげるよ」と呼びかけ「沙弥くん、飛べるの?」と問いただした。

 3日広島大会の同王座戦では、上谷が放ったフレニックススプラッシュが挑戦者・白川未奈のアゴに命中。白川は顎部打撲及び口腔部の負傷を負い、その後の大会を欠場している。

 上谷は「いろいろ考えたし、たくさん悩みました。たくさんのお客さんの声も届きました」と認めつつも「ここで飛ぶのをやめたら、白川未奈の気持ちも無視することになるし、ファンの人、自分、そして白いベルトに嘘をついてプロレスをすることになる。だから、このベルトが私のもとにある限り、華麗で飛び続ける不死鳥でいます」と、何とか平静を装った。

 するとKAIRIは声を荒らげ「ケガさせようと思ってやってるレスラーなんていねえよ! ケガが怖くてレスラーなんてやってられっかよ! ウチだって飛ぶよ。あんたより何倍も飛ぶよ。それくらいの気持ちで来なよ!」。不穏な空気が漂う中、運命の決戦を迎える。