女子プロレス「スターダム」のワンダー王者・上谷沙弥(25)が、特訓の成果を発揮しベルトを死守した。

 3日の広島サンプラザホール大会ではV10戦で白川未奈と対戦。ニークラッシャー、低空ドロップキックと執拗な脚攻めにさらされた。

 だが、前哨戦で苦しんだ足4の字固めは巧みに回避。試合に向けて〝アマチュア格闘技61冠王〟で「ねわざワールド品川」を主宰する柔術家・長谷川秀樹氏のもとで特訓を積んだ成果を随所で見せた。

 内ももに足をかけて倒すデラビーバからの三角絞めも披露し、空中殺法だけに頼らない新スタイルで挑戦者に立ちはだかる。グラマラスドライバーMINA(開脚ドライバー)を着地し、ウラカン・ラナ、スタークラッシャーで追撃。最後は必殺のフェニックススプラッシュで華麗に決めた。

 難敵を退けた上谷は「たくさんの挑戦者たちの思いが詰まったベルト、まだまだすべてを背負って防衛していきます」と宣言。

 さらに「『ベルトが泣いている』とか『うそ泣きでしょ』とか『向き合ってない』とか言われた相手、私はまだまだ向き合いたいです。IWGP女子のベルトに夢中かもしれないけど、私はKAIRIさんと向き合いきっていません。だからその返事、待ってます!」と、19日エディオンアリーナ大阪第1競技場大会で元WWE戦士・KAIRIとのV11戦を直訴した。

 当初は8月21日名古屋大会の同王座戦で対戦予定だったが、決戦2日前にKAIRIがコロナ陽性判定を受けたため流れたカード。因縁の相手と今度こそ雌雄を決する。