エンゼルスの大谷翔平投手(28)が今季の「最もエグい投手」の称号を手にした。“ピッチングニンジャ”の愛称で知られる投球分析家のロブ・フリードマン氏が自身のツイッターでファンから投票を募った候補者64人のトーナメントを制した。

 4人による1回戦を得票率77・7%で勝ち抜けると2回戦で今季メジャー最多の257奪三振をマークしたヤンキースのエース、ゲリット・コール(32)に81・5%対18・5%で圧勝。続いて今季メジャー最多の42セーブを記録したガーディアンズの若き守護神エマニュエル・クレース(24)に57・5%対42・5%で勝利した。

 準決勝ではナ・リーグのサイ・ヤング賞の大本命と目されるマーリンズのサンディ・アルカンタラ(27)に52・4%対47・6%で辛勝。決勝はメッツの剛腕ジェイコブ・デグロム(34)に競り勝った。2万3137票中の55・4%を集めた。

 今季の大谷は28試合に先発して15勝9敗、日本選手最高の防御率2・33をマーク。米移籍後初めて規定投球回に到達して166回で219三振を奪った。奪三振率11・87はア・リーグトップだ。

 6月22日(日本時間23日)のロイヤルズ戦から7月28日(同29日)のレンジャーズ戦まで6試合連続2桁奪三振をマーク。その間、メジャー史上5人目の5試合で50奪三振以上、防御率1・00以下を記録している。

「魔球」と称されるスライダーは右ヒジを下げて横に大きく曲げたり、縦に落とすなど投げ分けた。後半戦は100マイル(約161キロ)超のツーシームを加えて投球の幅を広げた。

 4月20日(同21日)のアストロズ戦では6回一死まで完全投球、9月29日(同30日)のアスレチックス戦では8回二死までノーノーと「大記録」にあと一歩だった。快挙達成も期待される来季は無双の予感が漂う。