阪神・岡田彰布監督が、チームのリードオフマン・近本光司外野手へ「出塁率アップ」を厳命した。

 積極的なベンチワークで「1点」をもぎ取りにいくことを狙う岡田監督にとって、球界屈指の韋駄天・近本は戦術上の重要な〝駒〟。今季は打率2割9分3厘(セ6位)、出塁率3割5分2厘(同11位)の成績だったが、今後は目先の打率を追い求めるよりも、四球などを増やして出塁率を上げることが背番号5の使命であると力説した。以下、岡田監督との主な一問一答。

 ――侍ジャパン対日本ハム戦(5日、東京ドーム)に出場した近本が1番打者として初回に右前打で出塁→生還

 岡田監督 近本はやっぱ1番(打者)の方がやっぱ適してると思うな

 ――近本の走力は阪神の武器に

 岡田監督 走れるんやったら、走ったらええんやからな。当たり前のことをやったらええと思う。無理やり足を使いたいから走れやなしに、そういうのは普通に使わんと。四球(を選ぶ)とかいろんな、な。ガムシャラにヒットだけ打ちにいくんでなしにな。役割として、3番打ってる時は(塁上の走者を)かえさなアカンとか、そういうのがあったかもわからんけどな。1番を打たせるならとにかく塁に出なさいよと。どんな形でもな。最多安打より最高出塁率やで。俺はそっちの方が価値があると思うけどな」

 ――出塁率が4割もあれば

 岡田監督 最多安打とって打率が3割切ったいうたら、ちょっとなあ。おーん。最多安打とるなら、首位打者争いするくらいじゃないと価値がないと思うな。(リーグ3位の157安打をマークした)中野も打率が2割7分じゃな。寂しいよな。はっきり言って。