OM砲が世界一奪回の切り札となるか。野球日本代表・侍ジャパンは5日から始まる強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」に向けての全体練習を、4日に東京ドームで行った。

 シーズン56本塁打を放ち、史上最年少の3冠王に輝いたヤクルト・村上宗隆内野手(22)も日の丸のユニホーム姿でグラウンドに姿を見せ、フリー打撃では快音を響かせるなどコンディションの良さをアピール。栗山ジャパンの初対外試合となる5日の日本ハム戦を前に「とにかく日の丸を背負うということを誇りに思いながら、それに恥じないようなプレーを全力でしたいなと思います」と力強い言葉を口にした。

 栗山監督は明言こそしていないものの、今回のシリーズで村上を基本的に侍の4番に据えるとみられる。ただ、村上自身は起用法に関して「どの打順でもどういうポジションでも、任せられたらポジションをまっとうしたいなと思います」と謙虚なコメントに終始。普段と変わらぬフォア・ザ・チームの精神を貫き、たとえ4番であろうとなかろうと、侍ジャパンのために心血を注ぐ覚悟を固めている。

 この日は2019年3月のメキシコとの強化試合以来、久々に代表ユニホームを着ることになった巨人・岡本和真内野手(26)と会話を交わす場面も見られ、村上との〝OMコンビ〟が復活した。岡本和は「普段は敵として戦っている人たちと、チームメートになって一緒に野球ができるのですごくいいなと思います」と述べると、印象に残った打者について「やっぱり『村神様』ですよ。村神様の打撃を僕はすごいなと思って見させていただきました」と自虐的に答え、笑いを誘った。

「村上と岡本はライバル関係にありながらも所属チームを離れれば、実はすごくウマが合う。3年前の強化試合でも年上の岡本から『俺ってバカだろ?』とふざけ半分で聞かれた村上が『はい、バカです』と即答し、2人でじゃれ合うシーンが見られるなど、周囲を和ませていた。栗山監督も今回2人をそろって招へいし、再合体によって生まれる相乗効果を期待している」(侍ジャパン関係者)

 来春開催のWBCへ向け、村上と岡本和の打棒爆発と、その関係性に注目だ。