11月に強化試合を行う侍ジャパンに初選出となった巨人・戸郷翔征投手(22)と大勢投手(23)が27日、メジャー公式球で初実戦。対照的な結果になった。

 ジャイアンツ球場で日本製鉄かずさマジックとの練習試合に先発した戸郷は、来年3月のWBCで使用されるメジャー公式球に即座に対応。最速149キロの直球とキレのあるフォークで3回5Kのパーフェクト投球を披露した。右腕は「(実戦は)約1か月ぶりだったので、どうなるか楽しみでした。まあ、ある程度納得のいくピッチングもできたかなと思います」と笑顔を見せた。

 普段使うNPB球ではなくメジャー球での初実戦となったが「一番はボールになじむことが今日のテーマだったんで、真っすぐもスライダーもフォークもある程度操れたかなと。自分の思うような投球ができたかなと思います」と手ごたえ十分だった。

 一方、4回に2番手で登板した大勢投手はメジャー球に苦戦。直球の最速は156キロをマークし3奪三振も1安打1死球と変化球の制球に苦しんだ。「フォークボールとか抜いて投げるボールはちょっとすべるかなというのはあります」と右腕は告白した。

 それでも新人最多タイの37セーブをマークした守護神は「親指の位置を変えたり。指に力が入りやすいポジションにする」と慣れないボールにしっかり対応していくつもりだ。