DeNAとのCSファーストステージを制した阪神は11日、都内で12日からのヤクルトとのファイナルステージに向け、先発投手陣のみの指名練習を行った。

 5人が姿を見せたなかで、初戦に先発する西勇輝(31)は、キャッチボールやショートダッシュなどで調整。「自然体ですかね。みんなが(第1ステージの)1戦目、2戦目、3戦目と盛り上がった中で、投げるわけですから。1人で戦うわけではないので、全員でみんなカバーし合えるチームなので。自分たち先発はひとつでも多くのアウトを取るということをやっていければいいかな」とリラックスした表情で意気込んだ。

 対外試合登板はレギュラーシーズンの9月17日以来も、6日の全体練習ではシート打撃に登板し、打者10人と対戦するなど、地道に実戦感覚の維持に努めてきた。

 13日のファイナル2戦目は、ファースト・ステージはブルペン待機も登板のなかった藤浪晋太郎(28)が有力だ。

 この日は、キャッチボール、ダッシュに加え、ブルペンにも入り「いろんな変化球の精度であったり」と、入念に投げ込んだ。こちらも9月17日のヤクルト戦以来、久々の先発マウンド。激闘を制したファースト・ステージではブルペンの一員として出番を待ち、先に出撃していった同僚たちは3試合を通じて無失点とファイナル進出の原動力となった。「自分もブルペンに入って感じていましたけど、すごい頑張っていましたし、すごい粘ったからこその(ファースト・ステージ)突破だと思うので。そのなかでもっといければいいかなと思います」。DeNAに続く下克上へ、ファイナル・シリーズでは自らの躍動で、チームにさらなる勢いを与えていく。