阪神は9日のCSファーストステージ第2戦・DeNA戦(横浜)に0―1で敗れた。1勝1敗のタイに持ち込まれたが、自慢の強力投手陣は、セ・リーグトップのチーム防御率・2・67の実力を発揮している。
この日は左腕・伊藤将司(26)が先発。敗戦投手となったが、5回1失点と矢野燿大監督(53)も「将司はしっかり投げてくれた」とねぎらった。試合後の左腕は初戦に先発し、6回無失点の好投を見せたエース・青柳の名前を出し「ヤギさんが本当にいい流れを持ってきてくれたので、自分は本当にその流れを崩さず、行こうと思っていました」と振り返ったように、シーズンと同様に投手陣には、ポスト・シーズンでも好循環が生まれている。
短期決戦要因として先発から、中継ぎに回った西純矢(21)も「普通に自分の投球をしっかりしようと。目の前のバッターを抑えることだけに集中して投げていました」と伊藤将の後を受けた6回からの2イニングをピシャリ。さらには助っ人・ケラーも150キロ越えの直球を連発し、1回無失点2三振を奪う万全のパフォーマンスで敵に追加点を奪う機会を与えなかった。
投手陣はこれで先発・リリーフと合計8人がマウンドに上がり、18イニングでわずか1失点。10日に先発予定の才木だけなく、投手陣には防御率リーグ2位の2・18の安定感を誇る西勇輝(31)や藤浪晋太郎(28)と、ポストシーズンの経験値が豊富な面々も今CS未登板と〝余力〟はたっぷり。試合後、大一番となる10日の一戦へ向け「全員で野球をするだけ」と前を向いた矢野監督にとっても、心強い要素となりそうだ。










