東京五輪・パラリンピックをめぐる汚職事件について元東京都知事の舛添要一氏が27日、ツイッターを更新。同日行われる安倍晋三元首相の国葬が終わったら、「政治家などへ捜査が拡大するかも」と予想した。

 東京五輪招致をめぐっては、組織委員会元理事の高橋治之容疑者が受託収賄の疑いで東京地検特捜部に逮捕されたのを皮切りに、紳士服大手「AOKIホールディンクス」前会長・青木拡憲容疑者、出版大手「KADOKAWA」会長の角川歴彦容疑者が贈賄容疑で逮捕されるなど、大規模な汚職事件に発展した。

 さらに特捜部は「AOKIルート」「KADOKAWAルート」に続き、「大広ルート」で高橋容疑者を再逮捕する方針を固めたと報じられている。高橋容疑者は、スポンサーの「販売協力代理店」として広告会社「大広」を使うよう働きかけ、見返りに約1400万円を受け取った疑いがあるという。

 こうした報道を受けて舛添氏は27日、「検察は五輪組織委の高橋元理事を再逮捕、大広ルートの解明を急ぐ」としたうえで、「今日の安倍元首相の国葬が終わると、政治家などへ捜査が拡大するかもしれない。国葬を機に、日本の様々なタブーが打ち破られることを期待したい」とツイートした。

 この事件で特捜部は、組織委会長だった森喜朗元首相を任意で何度か事情聴取したとされている。舛添氏が指摘した通り、東京五輪をめぐる汚職事件は政治家にも捜査の手が及ぶのか?