ノアの杉浦貴(52)と新日本プロレス・小島聡(52)のタッグ「タカ&サトシ」が、GHCタッグ王座を戴冠した。

 25日の愛知・ドルフィンズアリーナ大会で王者の鈴木秀樹(42)、ティモシー・サッチャー(39)組に挑戦。先日の調印式では小島と杉浦はサングラス姿で登場し、1986年にテレビドラマとしてスタートした人気シリーズ「あぶない刑事」に登場した刑事コンビ、舘ひろし演じる「タカ」こと鷹山敏樹と、柴田恭兵の「ユージ」こと大下勇次をほうふつとさせ、話題となった。

 序盤、王者組につかまった小島は、右腕に集中攻撃を浴びせられ圧倒される。何とか鈴木にマシンガンチョップをからダイビングエルボードロップで反撃。これで流れをつかんだかに見えたが、サッチャーを羽交い締めにして杉浦がフロントハイキックを繰り出すも、見事に誤爆してしまう。息の合わない2人はスキを突かれ、杉浦が鈴木にスリーパーホールドで捕獲されて再びピンチに陥った。

 それでも終盤に挑戦者組の意地が炸裂し、再び小島が鈴木を羽交い締めに。今後は杉浦のフロントハイキックがキッチリ命中した。ここから思いが通じ合ったかのように連係がスムーズになり、小島が垂直落下式ブレーンバスターから渾身のラリアートを放つと、素早く現れた杉浦が鈴木に五輪予選スラムをお見舞い。そのまま3カウントを奪った。

 第62代王者に輝いた小島は「タカ、やったな。俺はチャンピオンになれると思っていたよ。ありがとう」とパートナーに感謝を述べ「俺たちが世界で一番あぶないタッグチーム、タカ&サトシだ! よく覚えておけバカヤロー!」と叫び、杉浦にマイクを渡すことなくリングを後にした。

 バックステージに現れた杉浦は、小島が1人でマイクを握ったことに腹を立て「また1人で締めて」と問いただすと、小島は「俺が偶然マイクを持っていたから」と弁明。何だかよく分からないが、タカ&サトシに今後も注目だ。