全日本プロレスの若武者・青柳亮生(22)が、「打倒・新日本プロレス」に燃えている。

 全日本の「50周年記念大会」(18日、東京・日本武道館)では、世界ジュニアヘビー級王座を保持する新日本プロレスのタイガーマスクに挑む。8月11日名古屋大会で大森北斗が敗れV3を許した直後、「全日本ジュニア最後のとりで」として名乗りを上げたのが亮生だった。

「タイガーマスクってプロレスファンじゃなくてもわかるじゃないですか。だからタイガーマスクを倒した青柳亮生とは誰だ?ってなるのはチャンスだなって思います」と気迫をみなぎらせる。

 同王座にはこれまで2度挑戦し、いずれもベルトには届かなかった。だが、新日本所属選手が相手となる今回は特に自信があるという。ドラゴンゲートのファンだった小学校時代、長野・松本市の自宅から家族で遠征し、毎年7月に開催される年間最大興行・神戸ワールド記念ホール大会を観戦。当時、同団体のオープン・ザ・ドリームゲート王者として活躍した鷹木信悟のパワーあふれるファイトスタイルに魅了された。「強すぎるでしょと感じた」と振り返る。

 そんな憧れの存在と今年、運命的な〝出会い〟があった。4月16日の後楽園ホール60周年記念大会「還暦祭」(後楽園)と、5月31日の「ジャンボ鶴田23回忌追善興行」(後楽園)で鷹木と対戦する機会に恵まれた。「この2試合で自分を出せて、新日本プロレスの選手にも通用するなって思いましたし、その時の経験を全日本に持ち帰ってきて、それががっちりハマったことも多かったです」と大きな自信をつけた。

「タイガーマスク選手は今、新日本の中でトップでやっているわけじゃない。そこに負けてしまっては、自分の未来はない。全日本ジュニアを青柳亮生が活性化させます」。強気に口にした全日本ジュニア次世代の旗手が堂々と、メモリアル大会の舞台に立つ。