DDTのKO―D無差別級王者・樋口和貞(33)が前王者・遠藤哲哉(31)を破り、初防衛に成功した。
20日の東京・大田区総合体育館大会で、特別立会人の〝鉄人〟小橋建太に見守られながら激突した2人。張り詰めた空気の中、両者一歩も譲らない攻防を展開した。
中盤、樋口はコーナーに上ろうとした遠藤にフェースバスターを敢行し、エプロンに叩きつける。リングに戻るとチョップ合戦。終盤には「歯を食いしばれ!」と樋口が叫び、張り手をお見舞いし、強烈なラリアートを3連発。最後はブレーンクロースラムで3カウントを奪った。
試合後、小橋から腰にベルトが巻かれた樋口は「遠藤さん! ここからだよ! いろんな事があったけど、今日は俺が勝った。それが答えだ。またやろう!」とリングを後にする敗者に呼びかけた。
7月にシングルのトーナメント「KING OF DDT」を初制覇し、遠藤の返上で空位になっていた同王座を初戴冠。さらに7月24日の後楽園大会では吉村直巳とのタッグ「ハリマオ」でKO―Dタッグ王座も奪取した。その勢いはホンモノだった。
6月にノア・中嶋勝彦の張り手を浴びて脳振とうを起こした遠藤が同王座を返上し、王座戦が行われなかったため、暫定王者であった樋口が正真正銘のチャンピオンとなった。
次期挑戦者には米国のAEWで活躍中の竹下幸之介を指名すると、竹下がリング上に現れ「樋口。勝負しよう」と承諾。9月25日後楽園ホール大会で2度目の防衛戦が決定した。












