米WWEが来年に「NXTヨーロッパ」を立ち上げると発表し、反響を呼んでいる。

 タレント開発クリエーティブ担当副社長で、現在は米NXTを仕切る〝HBK〟ショーン・マイケルズが「NXTを英国以外にも拡大する絶好の機会」とコメント。米メディアは、総帥ビンス・マクマホン氏が〝不倫スキャンダル〟で引退し、〝ザ・ゲーム〟トリプルHがタレント部門の責任者に就任して新体制となったことで、トリプルHの長年の盟友マイケルズが中心になって新プロジェクトを始めるとみている。

 そのトリプルHは自身のツイッターに「欧州全体を含むWWE・NXTの成長は、リング内に多様性と機会をもたらすだけではなく、世界中からアスリートの採用と育成にもつながる。WWEは世界中から最高のものを求めている!」と記し、その意義を強調した。

 NXT・UKでコーチを兼任するNXT・UK女子王者の里村明衣子も、自身のツイッターにWWEのNXTヨーロッパ立ち上げの発表を引用した上で「すばらしいニュース!」と投稿。〝ファイナルボス〟は好反応を示した。

 一方でNXTヨーロッパの創設により、2016年からスタートした英国のNXT・UKは9月4日の「ワールズ・コライド」を最後に休止となる予定。「レスリングINC」など米プロレスメディアによれば、UK休止に伴い、エミリア・マッケンジー、フラッシュ・モーガン・ウェブスターらUK所属の選手が大量解雇されたという。中でも、元NXT・UKタッグ王者で17年からUKマットの中心として活躍してきたトレント・セブンも契約を解除され、注目を集めている。

 いずれにせよ、ビンス氏引退によるトリプルH新体制の発足で、WWEが大きく変わろうしていることは間違いない。