阪神球団は21日、ファーム春季キャンプ地を2023年から沖縄県うるま市の「具志川野球場」に変更すると発表した。阪神の二軍選手たちはこれまで高知・安芸市で春季キャンプを張ってきたが、春季一軍キャンプ地の沖縄・宜野座との連携、選手の入れ替えのしやすさを重視した上で、悲願の〝脱・分離キャンプ〟を実現させた格好だ。
兵庫・西宮市内の球団事務所で報道陣の取材に応対した百北球団社長は「高知県安芸市には半世紀以上お世話になってきた。事前に安芸市、高知県の方にご説明をした上でご理解をいただいてのこと。我々がファーム(二軍キャンプ)の方も沖縄で行いたいとのことをご理解いただいた上での移転です。今後も秋季キャンプは安芸で行いたいと(安芸)市長にはお願いしています」と1965年から利用してきたキャンプ地・安芸市への感謝を開口一番にした。
その上でファーム春季キャンプ地移転のメリットを「やはり選手の入れ替えが容易になるというのが一番。(宜野座と安芸では)時間的、物理的な距離があるため(キャンプ中の一、二軍の)選手の入れ替えの大変さがあった。沖縄には(中日、楽天、日本ハム、ヤクルトなどの)大半の球団が来ているので練習試合などで実戦経験が積みやすい。一、二軍の首脳陣のコミュニケーションもとりやすくなる」と説明。「今後は阪神園芸さんに(具志川野球場の)グラウンドを視察してもらい、我々の手で整備をしたり、できることの投資は進めたい」とキャンプ施設を充実させるべく尽力していく考えを示した。












