ノア16日の日本武道館大会でGHCタッグ王座決定戦が行われ、〝奇人変人タッグ〟こと鈴木秀樹(42)、ティモシー・サッチャー(39)組がマサ北宮、稲村愛輝組を下し、第61代王者となった。

 相手のパワーとタフネスにてこずる場面もあった奇人変人タッグだが、巧みなテクニックと粘りで致命傷は許さず逆転のチャンスを待った。すると終盤、走り込んできた稲村に鈴木がカウンターのエルボーを叩き込み、卍固めでの捕獲に成功。ここからパイルドライバー、飛龍原爆固めとたたみかけた。最後に鈴木が粘る稲村から担がれたが、そのまま強烈な肘を叩きこんで、ヒザをつかせてからスリーパーホールドで絞め落とした。

 試合後、鈴木は「これほどまでとは思わなかった。何回もダメだと思いましたけど、少しだけ、今日は僕が上回ったんだと思います」と安堵の表情。今後に向けて「全てのタイトルを狙いたい。僕はヘビー級なので2つ…ナショナルとGHCにいきたい」と、GHCヘビー級とナショナルの2つのシングル王座にも照準を合わせた。

 さらにパートナーについて「アメリカやヨーロッパで培ってきたものを見せてくれたと思います。これからもっともっと見せてくれると思う。2人でノアの最前線に行ければ」と期待を込めると、サッチャーも「鈴木さんとベルトを取れて、うれしく思います」と応じた。