阪神は31日のヤクルト戦(甲子園)に2―4で敗れ、連勝は5でストップ。9回までゲームを2―1とリードしながら、守護神・岩崎ら自慢のブルペン陣が打ち込まれ、首位ヤクルトをスイープする絶好の機会を逸した。
〝村神〟ひとりにやられた――。勝利まで「あと2人」に迫った9回一死。前の打席で35号ソロを放っている燕の主砲・村上を打席に迎えた岩崎は、初球のストレートを完璧に捉えられてしまう。打球は右翼席へ飛び込む2打席連発の36号ソロ。球場上空にの強烈な浜風を切り裂いた完璧な当たりに、勝利を確信していた虎党たちは悲鳴を上げるしかなかった。
ゲームはそのまま延長戦へ。11回のマウンドを託された7番手・石井大は二死一塁とした場面で、村上と対峙。カウント2―0からの3球目カーブを、待ってましたとばかりに弾き返されてしまう。白球は左翼ポール際へ無情の放物線を描く、3打席連発の37号2ランとなった。
1点勝負の延長戦。無双モードに突入した「村神様」に対しては敬遠という選択肢もあったかもしれない。だが、試合後の矢野監督は「勝負にいった結果なので、受けとめる」と語り、自軍バッテリーをかばった上で「(村上は)見事やった。これから対策を練らないと」と一人で3本塁打、全4打点をマークした相手主砲に白旗を揚げるしかなかった。












