ソフトバンクは11日から本拠地でロッテとの3連戦を迎える。そのカード初戦を任されるのが、今季初登板となるリバン・モイネロ投手(30)。昨年パ・リーグMVP左腕が一軍の舞台に戻ってくる。

 助っ人は10日の投手指名練習で、ダッシュやノックなどで汗を流した。練習後に報道陣にも対応し、ここまでの道のりを「かなり長かった」と回顧した。今春のWBCにキューバ代表として出場。開幕直前に来日し、その後は独自調整を続けてきた。上半身のコンディション不良による下方修正もあったが「なるべく早く戻ってくることに集中していた」と、7月に2度の実戦登板を経て舞台が整った。

 今季は左腕の不在もあり、先発陣はやや苦しんだが、気づけば貯金は「28」。チームは2位に7・5差をつけて首位を走るだけに、モイネロの復帰はリーグ3連覇へ、これ以上ないピースとなる。

 倉野チーフ投手コーチは「本当に頼もしい存在が戻ってくるということで、僕もうれしく思う」と期待をかけた一方で「去年の成績がイコール(今の投球)になるかと言ったら、まだ分からない。一軍でのパフォーマンスをしっかり見ていきたい」と冷静な視点も忘れなかった。

「力強い投球をして、少しでもチームに貢献できるように」と力を込めたモイネロ。復活を示すマウンドとできるか。