第108回全国高校野球選手権大会の第6日(10日)第4試合で天理(奈良)が初出場の福山(広島)に7―2と快勝し、3回戦に駒を進めた。

 4回、主将・金本相有(3年)の左翼席に飛び込む豪快な先制ソロで相手エース来田(3年)を捉えると、6回には4本の集中打を浴びせて4得点。7回、9回にも追加点を重ねて福山を突き放し、スタメン全員の13安打の猛攻で圧倒した。

 先発のエース長尾(3年)は8回に2点を許すも9回を7安打、2失点、3四死球、13奪三振で131球の完投勝利。先制本塁打の金本は「今までやってきたことを信じていい結果につながった。今日が野球していた中で一番いい打球だった。1点1点がチームの試合の作り方。チャンスで1本という野球。それが自分たちには合っている」と胸を張った。この日の勝利で歴代4位の夏通算50勝。奈良の古豪が再び聖地で大暴れする。