巨人・中田翔内野手(33)が12日の阪神戦(甲子園)で、聖地で8年ぶりの一発となる9号ソロを放った。

 3点リードの4回二死で2打席目を迎えると、相手先発・ウィルカーソンの投じた2球目、138キロのチェンジアップを完ぺきに捉え、打球を左翼スタンドへ。打った瞬間に確信に変わる豪快な一発は、チームを勝利に近づける貴重な追加点となった。

 手応え十分な当たりだった。中田は「(感触は)良かったですよ。追加点が欲しかったので、たまたまね、それが自分の本塁打という形で点が入って、すごく良かったなと思います」と回顧した。

 ツンデレな一面も見せた。大砲にとって甲子園での本塁打は日本ハム時代の2014年6月18日の阪神戦以来、約8年ぶり。その事実を聞かされ、最初は「そんなんどうでもええけど(笑い)。ああ、そうなんだ。へー、あ、そう」とつれない態度を取っていたが「まあ僕もね、ホント甲子園というのはいろいろ思い出深い球場ですし。高校野球、言うたらここを目指してずっと頑張ってきたわけですから、やっぱりちょっと違うものがありますね」と感慨深げな表情を浮かべていた。

 7月に入ってから25打数8安打、2本塁打で打率3割2厘と調子を上げてきている中田。聖地での久々アーチをさらなる追い風とすることができるか。