阪神は17日の広島戦(甲子園)に0―1で零封負け。4カード連続でカード勝ち越しを逃した。

 先発・才木浩人投手(27)は7回4安打1失点、9奪三振の好投も打線の援護に恵まれず今季2敗目(4勝)を喫した。序盤から力強い直球と鋭く落ちるフォークを軸に、鯉打線を翻弄。0―0の3回には3者連続三振に仕留めるなど、エースらしい圧巻の投球を見せた。

 4回には一死満塁のピンチを背負ったが、中軸のモンテロを投ゴロ、野間を左飛に仕留めて無失点。マウンド上では雄たけびを上げた。しかし、7回一死三塁から野間の打球が左中間にポトリ。打ち取った当たりだっただけに、不運な形で先制を許した。

 打線は再三の好機を活かせなかった。鯉先発・岡本に対して3回には相手の失策も絡んで二死満塁のチャンスをつくったが、森下が中飛に倒れて無得点。

 さらに8回には一死から佐藤の飛球を左翼・辰見が好捕。一走・中野は戻り切れず併殺となるなど、ツキにも見放された。藤川球児監督(45)は「かみ合うのを待つしかないですね。形はきっちりタイガースとして続けていくことですね」と必死に前を向いた。

 前日16日は僅差のゲームをモノにしたが、この日はカード初戦と同様、無得点での敗戦。指揮官は「今日も含めて、今は行ったり来たりの状態ですからね。グッとこらえてやっていくというところですね」と忍耐の時期だと強調した。

 ただ首位・ヤクルトとのゲーム差は2に広がり、3位・巨人には0・5差まで迫られている。我慢のしどころとはいえ、流れを引き戻すキッカケが欲しいところだ。