待望の貯金生活に突入! 阪神は29日のヤクルト戦を6―0で勝利し、今季初めて貯金を「1」とした。
勝率5割の2位で前半戦を終え、11ゲーム差で首位・ヤクルトを本拠地・甲子園で迎えた後半戦開幕戦は、投打が噛み合った完璧な試合運びだった。
先発・西勇が初回をわずか6球、3人で締めると、打線もヤクルト先発・小川の立ち上がりを逃さずしとめた。先頭・中野から島田、近本と3者連続の右前打で幸先よく先制すると、矢野燿大監督(53)の超積極采配も炸裂した。
なおも無死一、二塁で迎えた4番・佐藤輝の2球目に重盗を仕掛け無死二、三塁とすると、一死後に5番・大山が2点目となる中前適時打。さらに糸原の内野ゴロの間に1点を加点し、首位・ヤクルト相手に初回3点を奪ってみせた。
一気に主導権を握った初回の速攻に矢野監督も「それぞれが自分の仕事をしてくれました。価値のある相手にとってもダメージのある走塁」とニンマリ。さらに4回には、新助っ人・ロドリゲスが待望の虎第1号弾、終盤8回にも大山の21号ソロなど2点を追加し、攻撃の手を緩めることなく6得点。投げても燕打線を7回4安打無失点と先発の役割を完遂した西勇を筆頭に4投手の完封リレーを完成させ「みんなで勝つのが僕たちの野球」(矢野監督)とご満悦だ。
これで球宴ブレークを挟み4連勝、今季初の貯金「1」に。矢野監督は試合後「やっぱり追いかける俺らの立場で、カードの頭を取るというのは大きな意味がある。1試合1試合が本当に、ドラマを起こすために大事な1勝1勝の積み重ね。みんなが『よし、行けるぞ!』と思えるような試合をしてくれた」と語った。残り48試合での大どんでん返しへにむけ、自信をみなぎらせていた。












