【英ウェールズ・カーディフ3日(日本時間4日)発】WWE30年ぶりの英国スタジアムイベント「WWEクラッシュ・アット・ザ・キャッスル」で、WWE&ユニバーサル統一王者ローマン・レインズ(37)が、ドリュー・マッキンタイアを下し王座防衛に成功した。
マッキンタイアの凱旋試合には、会場のプリンシパリティースタジアムに6万2296人の大観衆が駆けつけた。リングサイドには、同じく英国出身でボクシングWBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリーが陣取った。序盤から大観衆がマッキンタイアの名前を歌い出して異様なムードの中、レインズは何度もけげんな表情を見せた。
しかも王者のセコンドには、ウーソズ(ジェイ&ジミー)の姿がない。完全アウェーでマッキンタイアにラリアートから鉄製ステップに叩きつけられたが、試合を観戦していたカリオン・クロスがペットボトルを投げ入れてマッキンタイアを挑発。王者はこの隙を逃さず、ポストに叩きつけてからジャンピングラリアートを放って試合を優勢に進めた。
さらにマイクを握り大観衆に「カーディフ、俺を認めろ!」とアピールしたが、グラスゴーキッス(ヘッドバット)を浴びて劣勢に。フロントスープレックス、ネックブリーカーの連続攻撃をくらった。それでもスーパーマンパンチから必殺のスピアーで逆襲したが、3カウントは奪えない。
コーナーではマッキンタイアのクレイモア(シングルドロップキック)を浴びるも、レフェリーも巻き込まれてダウン。するとそこへ〝Mr.MITB〟ことオースティン・セオリーが走り込んできた。キャッシュイン(挑戦権行使)を狙ったが、リングサイドのフューリーが右フックをくらわせてセオリーをKOしてしまった。
レインズはイスを手にリングに戻ったが、クレイモアを打ち込まれた。さらにグラスゴーキッス、おきて破りのスピアーからこん身のクレイモアを浴びるも、突如出現した黒フードの男が場外からレフェリーの足を引っ張りカウントを妨害。フードの男はウーソズの弟でレインズのいとこ、ソロ・シコアだった。シコアはマッキンタイアにロープを使った一撃を浴びせると、レインズはすかさずスピアーを発射し、3カウントを奪った。
敵地で王座防衛を果たしてベルトを掲げたレインズは、リングに上がったフューリーと対峙。観衆は〝次〟を期待したが、がっちり握手をかわしてボクシング王者から防衛を祝福された。これでユニバーサル王座の在位期間は何と734日に。英国でも〝トライバル・チーフ〟の地位は揺るがなかった。












