戦列復帰したDDTの前KO―D無差別級王者・遠藤哲哉(30)が、王座返り咲きを誓った。
王者として臨んだ6月12日の「サイバーファイトフェスティバル」では、ノア・中嶋勝彦から張り手を浴びて失神。脳振とうで欠場を余儀なくされたが、24日後楽園大会の6人タッグ戦で復帰した。ブランクを感じさせない動きを披露すると、バーニングスタープレスで高尾蒼馬から3カウントを奪った。
団体最高峰王座を持つ者が失神KO負けした事実は重く「しばらくは引きずりました。今も『0』に戻ったかというと、正直引っかかりはあります」と振り返る。欠場中も「脳振とうは1回なると癖になるってよく言うじゃないですか。それが一番怖かったです。また脳振とうを起こしてファンの方々をがっかりさせたくないから」という思いに駆られたという。
だが、少しずつ受け身の練習を行うことで不安を克服。復帰戦では高難度の空中殺法も成功させ、完全復活へ大きな一歩を踏み出した。8月20日の東京・大田区総合体育館大会では、自身が返上したベルトを持つ樋口和貞(33)に挑戦する。
「王者として、僕の中で皆さんに見せたい景色があった。それが返上になって見せられなくなったことが本当に申し訳ないので、続きを見せたい。そのためにベルトが必要です」。再び団体の先頭を走る。












