開幕9連敗スタートで最大16あった借金もついに〝完済〟目前だ。23日、阪神はDeNAに3―1で快勝。オールスター戦を前に借金完済に王手をかけた。
試合は先発・伊藤将司(26)が7回1失点の好投で試合を作ると、攻撃陣も序盤3回までに敵のエース左腕・今永を攻略。1番・中野の安打を口火に、3番・近本光司(27)の適時打などで2点を加点するなど試合の主導権を握り続けた。
好守も随所に光った。4回の先頭・桑原の一塁線の当たりを、前日デビューの新助っ人・ロドリゲスが好捕。5回無死一、二塁では、中堅手・近本が嶺井の右中間への当たりをダイビングキャッチする美技を披露した。
先発・伊藤将も「守備から流れがきたんじゃないかなと思います」と笑顔。
終盤8回にはロドリゲスの2試合連続適時打も飛び出し、終盤は湯浅→岩崎の盤石の中継ぎが稼働し、逃げ切る完勝だ。
矢野燿大監督(53)は「近本のあのプレーは、2打点以上のものがあったと思いましたし。本当にあの球際にね、よく捕ってくれた。ロドリゲスも、先頭打者だったので抜けると間違いなく二塁打以上になったと思うので。最後のタイムリーも素晴らしかったけど、あの守備も素晴らしかった」と投打の噛み合った展開にえびす顔。前半戦最後のカードとなったDeNAに連勝で勝ち越しを決め、借金はついに「1」。
指揮官は「ここまで来たんで、明日、絶対取って、後半戦の新たなスタートをさらに勢いづけるような形にしたい」と〝5割ターン〟へ向け、気合いをみなぎらせていた。












