米スポーツサイトのアスレチックは14日(日本時間15日)にエンゼルスの大谷翔平投手(27)の代理人ネズ・バレロ氏がキャンプ中に球団と契約延長について話し合っていたと伝えた。同サイトのケン・ローゼンタール記者がスクープした。

「エンゼルスは大谷の代理人ネズ・バレロ氏とキャンプ後半に“非公式”な話し合いを行った。球団関係者は大谷との契約を延長するためには(メッツの先発右腕)マックス・シャーザーの平均年俸4330万ドル(約58億6000万円)を超える記録的な契約が必要であることを理解しているとしたが、その段階ではまだ大谷に対し、そこまでの長期契約を結ぶことには消極的だった」

 前例のない二刀流との大型契約は故障のリスクなども考えると簡単には決断できない。また、球団の財政面もネックだ。大谷が2023年オフにFAになった場合、複数のメディアはMLB史上最高額になるだろうと予想している。

 すでにトラウトに年俸3545万ドル(約48億円)を30年まで、レンドンに年俸3800万ドル(約51億4000万円)を26年まで支払うことが決まっており、大谷の年俸を4500万ドル(約60億8000万円)と仮定すると、3人の合計年俸は1億2000万ドル(約162億円)超だ。

 ローゼンタール記者は「オーナーのモレノ氏なら乗り越えられない金額ではないが、今季のチーム年俸総額1億8860万ドル(約255億円)は球団史上最高額。モレノ氏はぜいたく税の引き上げに反対した4人のオーナーの一人であり、もしエンゼルスが今季プレーオフを逃した場合、大谷への記録的な投資はモレノ氏にとって正当性があるのか?」と指摘。ポストシーズンに進出できなかった場合、大谷の残留への思いはなくなるだろうと付け加えた。大谷が移籍すればトラウトもショックだ。

「とにかくエンゼルスはプレーオフに行くべき。大谷のために。トラウトのために。彼らの未来のために」

 一時はポストシーズン進出間違いなしと見られていただけに5月25日(同26日)からの14連敗が痛すぎる。