立浪竜がもがき苦しんでいる。中日は交流戦最終戦となった12日の日本ハム戦(札幌ドーム)に0―2と今季12度目の零封負けを喫して6連敗。借金は今季ワーストの8まで膨らみ、リーグ最下位に沈んでいる。

 14日現在、チーム得点188は12球団で11位、もっか22イニング連続無得点と低迷の大きな要因は深刻な貧打であることは明らかだ。現状について立浪和義監督(52)は「課題はチャンスで、いいところで打てるかどうか、ずーっとそこだけ。一時は打てたときもあったが、こっちもいろんなミーティングをしたり、指示を出したりする中で、打席に立ったら相手と自分の勝負なんで。そこをいい意味で開き直ってやっていかないとなかなか変わってこない」と頭を痛めている。

 打線で核になるのは4番・ビシエドだが、12日の試合で古傷の肩の痛みを訴えて途中交代。17日からのリーグ戦再開からは欠かせない存在だけに状態が気になるところ。「今はビシエドが打つ打たない、点が入る入らないという状況にまたなってきた。これは昨年、外から見ている時と変わらないような状況。ビシエドの肩の状態が分からないし、全員がそこそこ阿部だったり、(高橋)周平だったり、もう1回輝きを取り戻してもらいたい」と主軸の奮起を心待ちにしている。

 さらに指揮官は「例えば打率の低いバッターでも嫌な感じがするし、調子がいいとか悪いとか、数字が出ていないとか、そんなことを気にしていたら絶対に打てない」とふがいない野手陣をバッサリ。その上で「自分らも現役を長く経験して、例えば打率が2割2分とかで弱気な自分がいたりすることもあるかもしれないが、そんなことは関係ない。焦るのかもしれないが、ここまで1回もう落ちているわけなので思い切ってやって、その中で何かいいものを見つけていってくれないと」とハッパをかけた。

 今後の巻き返しに向けて「もうちょっと自分の采配を含めて、しぶとく1点を取れるように。また開幕のつもりで自分自身もやっていきたい」と腕をぶした。