中日は7日の阪神戦(バンテリン)で2―1と接戦を制して2連勝を飾り、貯金を2まで戻した。先発の松葉が5回4安打1失点で今季初勝利をマークすれば、不振のビシエドが16打席ぶりの安打や決勝の適時二塁打を放ち、チームの勝利に貢献した。

 以下は立浪和義監督(52)の主な一問一答。

 ――1点差のしびれる展開だった

 立浪監督 良い形でポンポンと2点取ったが、やはりダメ押し点がなかったので、その辺は反省点ですね。

 ――松葉は公言通りの5回まで

 立浪監督 珍しく球が高かったのか序盤からピンチは作ったが、よくしのいだ。(4回一死二、三塁で)同点は覚悟したが、三ゴロと三振で、松葉らしい粘りのピッチングができた。

 ――松葉がバンテリンで5回までに点を取られたのは初めてだが、安定感の要因

 立浪監督 ストライクが先行できること。すべてのボールで、どのカウントでも投げられる。例えば、佐藤輝選手とか、怖いバッターでも内角をしっかり攻められる。その辺が彼の強み。よくあれだけどんどん打ちにきたときに緩いカーブや緩急を使いながら、本当にピッチングをしていると、見ていて感じる。

 ――6回以降は1安打無失点リレー

 立浪監督 同点、勝っていればあのパターンでいける。そういう計算はあった。ただ、後から出る投手も1点だと松葉の勝ちもあるし、非常にプレッシャーもかかる。なんとか工夫して、もう1点が取れるようにやっていきたい。

 ――ビシエドが決勝打

 立浪監督 試合で結果が出ることが何よりも気分的にも違ってくる。もちろんビシエドにはやってもらわないと困りますから、さらなる活躍を期待している。

 ――ビシエドはスタイルを変えないといけないと言っていたが

 立浪監督 分かってはいるが、なかなかできない。思い切って変えないと、という話もした。彼は非常に素直な性格に見える。まだ、これから日本で活躍しないといけないし、年齢とともに多少スイングも衰えてくるが、説得しながらですね。何よりも試合で結果が出ることが、打席の中でも余裕が出てきて変わってくる。すぐに完全な形にならなくても、根気強くという話はしている。

 ――今季最多の超満員での試合

 立浪監督 今日しか来れない方もいるわけですから何とか勝ちゲームで、もう少し点を取ったところをお見せしたかったんですけど、投手リレーはしっかり見てもらえたとは思うが、また明日から頑張りたい。

 ――5番・阿部が機能している

 立浪監督 非常に勝負強いところを開幕から見せてくれている。5番というポジションは今日もそうだが、初回から二死での得点圏は多い。そこで打てる、打てないというのは、打てないとすごく重たい。そこはビシエドが調子が悪かった時期にカバーしてくれて、この位置にいるとは思う。今度は2人で、いい形で打って、もう少し点が取れていけるように乗っていけば良いと思う。